プラスチックはクジラに棲む

 カテゴリ: 海洋汚染問題, 環境問題
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プラスチックはクジラに棲む

海に流れ込んだプラスチックゴミは長い間自然分解されることなく、海に漂う。

波に流され、雨にさらされ、ヒビが入り、砕け、小さくなってまた漂う。

たいていのやつは砂に紛れるか、どこか遠くの浜辺に着地する。
そしていくつかは、何者かに吸い込まれる。

シロナガスクジラの赤ちゃんの胃からプラスチックが見つかった。まだ母乳しか飲んでいない赤ちゃんのお腹の中にもプラスチックは漂う。



シロナガスクジラの赤ちゃんからプラスチックが発見される

2018年8月、神奈川県鎌倉市の由比ガ浜海水浴場に打ち上げられたシロナガスクジラの赤ちゃんの胃から、3センチ四方のプラスチックが見つかりました。
シロナガスクジラの赤ちゃんは10.52メートルで、生後3~6か月と推定されています。

調査した博物館では死因との関連性はないとみていますが、動物研究部研究主幹の田島木綿子氏は「子どもの個体からビニール片が見つかることはほとんどない」と話しています。

マッコウクジラがプラスチックゴミを食べ、死ぬ

2018年2月、スペイン南部ムルシアの海岸にマッコウクジラの死骸が打ち上げられました。
クジラの胃からは30キロ近くのプラスチックのゴミ、ビニール袋、ロープ、ポリ容器などが発見されています。

調査を行ったスペインのレスキューセンターによると、死因は大量のゴミにより胃がショック状態に陥ったことでした。

マッコウクジラは絶滅危惧種だ。

プラスチックゴミによる海洋汚染

毎年海にはプラスチックが480万トン – 1,270万トン流れていると言われています。- (Plastic waste inputs from land into the ocean
東京タワーの重さが4,000トンなので、だいたい東京タワー2,500個分が毎年海に流れ込んでいるということになります。

プラスチックは今日も海に漂い、クジラに、魚に、棲みます。



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